#お笑い

共通項は"Tさん”!?入所秘話から賞レースの舞台裏まで、ぶっちゃけトークが止まらない!

グレープカンパニーといえば、正統派から個性あふれるキャラ芸人まで、地上でも地下でもファンの目を奪ってやまない"笑いの巣窟”。毎月の事務所ライブ『グレープシードライブ / グレープグレインズライブ』では入れ替え戦形式を導入し、若手芸人たちが熱いバトルライブで日々しのぎを削っています。 今回は、そんなバトルライブにてMCを務める『TCクラクション』に加え、ネタバトル常連でありながら、若手賞レース『ツギクルGP』の決勝進出も果たし、注目を集めている『ツンツクツン万博』『レインマンズ』の3組が登場! 入所のきっかけや先輩との関係、賞レースの裏側など、若手芸人ならではの"ここだけの話”を前後編でお届けします!


ツンツクツン万博_TCクラクション_レインマンズ
ツンツクツン万博、TCクラクション、レインマンズ

劇場での親交も深い3組。なんと、所属のきっかけには共通のマネージャー"Tさん”の存在があったことが明らかに!
意外な交友関係や、賞レースでの反省や野望など、互いをよく知る彼らだからこそ話せる"裏事情”を赤裸々に語ってもらいました。

6/20(金)公開!
後編ー"ネタの産声が響く場所”から賞レースへ—生まれ育った劇場への想いと魅力を熱弁!

『6/22(日)グレープカンパニー事務所ライブ』  会場チケット

5月事務所ライブ
5月事務所ライブ

ZAIKO:まずは、皆さんがコンビを結成された経緯と、数ある事務所の中でグレープカンパニーを選ばれた経緯についてお聞かせください!

古屋曇天(TCクラクション、以下 曇天):もう、入らない理由がないっていうか……(笑)

坂本NO.1(TCクラクション、以下 坂本):ほんっとそうなんすよ〜(笑)

ツンツクツン万博・レインマンズ:いやいや、そんな気を遣わなくても!(笑)

曇天:僕らは運良くというか、"タイミング”って感じですね。2019年に結成して、そこからはフリーで活動するつもりだったんですけど、その時にグレープカンパニーのマネージャーのTさんがオーディションの話をもちかけてくださって。年齢制限は余裕でオーバーしてたんですけどね。

坂本:その時はまだガバガバだったんだよね。

曇天:そうそう。今はもうキツキツだもんね。それこそ、僕らのちょっと前に『ランジャタイ』とかも年齢オーバーしてるのに平気で入ってたし、最近だと『TOKYO COOL』っていうおじいちゃん達も所属してるよね(笑)
当時はオーディション組もそんなに多くなかったんですけど、「それじゃあ味方(Tさん)もいるし……」と思って。それがグレープカンパニーのオーディションを受けたきっかけになりましたね。

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TCクラクション:坂本NO.1・古屋曇天

ZAIKO:レインマンズさんの場合はどうでしたか?

堀越(レインマンズ):僕たちは大学お笑いのサークルで出会って、1年生の時に結成したんですけど、大学を卒業する直前に「ガチプロ!」っていうコンテストに出場したんですよ。

赤瀬(レインマンズ):(「ガチプロ!」は)各お笑い事務所のマネージャーさんとかが審査員として出てくれるんだよね。

堀越:そうそう。その大会で、グレープカンパニーのマネージャーさんがめちゃくちゃ良い点をつけてくれたんですよ!
大学を卒業してから少しの間はフリーで活動してたんですけど、その時の記憶があったので、グレープカンパニーのオーディションが始まってからすぐに受けたのがきっかけですね。

赤瀬:多分、そのときに高得点を付けてくれたのって、TCさんが味方って言ってたのと同じマネージャーさんじゃないかな?

堀越:そうそう!Tさんのはず!

坂本:いやいや、違うと思うよー…?

レインマンズ:ちょっと!いい話になりかけてたのに、なんでそんなこと言うんですか〜!(笑)

坂本:だって、Tさんには俺らだけを評価してもらわないとさあ(笑)

ZAIKO:お二組には"Tさん”という共通点があったんですね!ツンツクツン万博さんはいかがですか?

タフガイ(ツンツクツン万博):僕は元々、社会人をしていたんですけど、それを辞めたタイミングで内藤から連絡をもらって。それがコンビを組むきっかけになりました。最初は他の事務所のオーディションを受けてたんだよね。

内藤孔佑(ツンツクツン万博、以下 内藤):そうそう。で、実は別の事務所に所属する直前までいってたんですけど、その時にいろんな先輩から「グレープカンパニーが熱いぞ!」というアドバイスをもらって。それがきっかけで、グレープカンパニーのオーディションを受けることになりました。
……そういえば、Tさんが「ツンツクツン万博ってどんな感じ?」って探ってた時に、ほかの芸人さんたちが面白いと言ってくれていたおかげで、所属する時に話が進みやすかったというのはありましたね。

坂本:いや、そんなわけないよ〜!(Tさんは)俺らだけを応援してくれてるはずだもんね……!?(笑)

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ツンツクツン万博:タフガイ・内藤孔佑、TCクラクション:坂本NO.1

ZAIKO:ここからは、皆さんのプライベートでの交流について伺いたいと思います。
ツンツクツン万博さんとレインマンズさんは同期とのことですが、劇場ではTCクラクションさんとの関わりも多いと聞いています。
劇場以外での交流エピソードがあればお聞かせください!

タフガイ:TCさんにご飯とか連れていってもらったりしましたよね。

曇天:あと、赤瀬とは前に飯行ったことあるけどね。

坂本:サシで!?

曇天:いや、元『ポンループ』の鈴木と三人で。堀越とは(東京)ディズニーシーも行ったよな。

堀越:あ!そうですよ!事務所に入って1ヶ月経たないくらいで、一緒に行かせてもらいましたね。それこそ、坂本さんが耳(キャラクターのカチューシャ)を落として、中学生にそれパクられたりして。

ZAIKO:目の前でそれを見てたんですか!?(笑)

堀越:「坂本さん!あれパクられてますよ!」って。

曇天:その後にちゃんと返してもらえたけどね。

坂本:さすがにあれは恥ずかしかったよ(笑)

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TCクラクション:古家曇天、レインマンズ:赤瀬・堀越

ZAIKO:ツンツクツン万博さんとレインマンズさんは同期ですが、お二組で集まることはあるんでしょうか?

タフガイ:同期はめっちゃ仲良いよね?それこそ、月1のライブ後に暇なときは飲みに行ってます。

内藤・赤瀬・堀越:確かに。……でも、ガイさんは一番行かないイメージありますけどね?

曇天:お前から言い出したのにどういうことだよ(笑)

内藤:ガイさん、先輩におごってもらえる時は行くけど、定食が1,000円超えてたら「俺はいいわ」って帰りますもん!(笑)

曇天:あれだよな、結婚式の二次会に『カカロニ』の栗谷は呼んでたけど、菅谷のこと呼んでなかったもんな?

内藤・赤瀬・堀越:そういえば!

曇天:「なんでだ?」ってきいたら、「栗谷さんは焼肉をおごってくれたから!」って言ってたもんな?

内藤:お金ってことですか!!?(笑)

タフガイ:いやいやいや!「前にそういう場があって仲良くなれたから」ってことで、「焼肉をおごってくれたから」ってことじゃないです!語弊があります!(笑)

ZAIKO:意外な交流をお聞かせいただき、ありがとうございます(笑)

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ツンツクツン万博:タフガイ・内藤孔佑、TCクラクション:坂本NO.1

ZAIKO:『TCクラクション』、『レインマンズ』のお二組は、今年から始まった『ダブルインパクト』に出場されましたが、漫才・コントの両軸で臨むこともあり、これまでの賞レースとは異なる向かい方が求められたのではないかと思います。出場しての感想を率直にお聞かせください。

曇天:これ、記事が出る頃には俺ら落ちてるかもしれないけどいいのかな?(笑)

堀越:勝ち進んでる前提で話しましょう(笑)

坂本:正直、全然ダメでしたね。コントやるときは舞台の幅を気にするけど、そこが分かんなくて。

曇天:確かに、やってみたら狭かったんだよね。
それ以外にも、コントを先にやるのか、漫才を先にやるのかっていうのも自分たちで決めなくちゃいけなかったり、初めてのことが多くて。
コントを先にやって、漫才でそれをいじるみたいなのもあったけど、それが良いのか悪いのかも分からないし、コントと漫才やって「それどっちも漫才じゃないか?」って言われることもあり得るし……そもそも、どこを評価されてるのかも分からないから、暗闇の中を手探りしてる感じかな(笑)

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TCクラクション:古家曇天、レインマンズ:赤瀬・堀越

ZAIKO:それでもTCクラクションさんが勝ち進めたのは、これまでの経験が大きく影響していたのかもしれませんね。

曇天:そうですね。俺らは漫才もコントもどっちもやってきましたし。

坂本:そうだね。ネタがたくさんある、って安心感もあったよね。

曇天:でも、漫才しかしてこなかったやつが、付け焼き刃的な感じでコントに手を出したりするから、「そんなやつはすぐに落ちるだろう」と思ったら、意外と残ってたりするんだよな!?

坂本:ちゃんとウケててね。あれってなんだろうね?(笑)

曇天:むしろやってなかった方がウケてるみたいなことあるもんね。

ZAIKO:レインマンズさんも『ダブルインパクト』に参加されましたが、次回開催時の展望などありますか?

赤瀬:それこそ、僕らもコントをした後に、漫才でコントの内容に触れたんですけど、ちゃんと落ちましたね(笑)

曇天:ダメなパターンのやつだったか(笑)

堀越:あと、僕らの場合は二本目の緊張感がほんとなくなっちゃって。ヘラヘラしながら漫才してて、ネタ飛ばしちゃいましたね(笑)

タフガイ:緊張感がなくなっちゃうんだ?

堀越:やっぱり、いつもとはテンポとか変わるから、逆に(緊張感が)なくなっちゃうんだよね。直前で変なつかみを足しちゃったりして。

赤瀬:一回舞台に出たっていう安心感みたいなのがあったのかもしれないですね。

堀越:でも楽しかったよね!

ZAIKO:ネタ順や間隔なども影響があったんでしょうか?

堀越:意外と時間が微妙でしたよね。一本目終わってから慌てるほどでもないし、かといってゆっくりできるほどでもなくて……。結果、ヘラヘラするしかなかったですね(笑)

坂本:ヘラヘラし過ぎだよ!ピリピリもしてたよ!(笑)

全員:(笑)

赤瀬:ヘラヘラしたやつから落ちていったのかもな〜……。

堀越:次回はヘラヘラしないで出たいです(笑)

曇天:確かに、他の賞レースと緊張の仕方が違うってのはすごい分かる。他の賞レースって1年かけてそれに向かってネタ作るけど、『ダブルインパクト』は急に決まって急に出て、「こんなんどうですかね!?」って感じだったから、ヘラヘラしちゃうよな(笑)

坂本:ヘラヘラしちゃダメだよ!!(笑)

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TCクラクション:古家曇天、レインマンズ:赤瀬・堀越

ZAIKO:ツンツクツン万博さんはコントのイメージが強いですが、漫才にも興味はあるんでしょうか?

タフガイ:実は……内藤がどう思っているかは分からないですけど、僕は興味があって。

内藤:前に何個か(漫才も)作ったんですけど、ガイさんは明らかにコントの方が向いていて(笑)

タフガイ:僕がなんかその……会話がぎこちないというか、キャラじゃないお話が全くできなくて(笑)

内藤:漫才だとしても、すぐキャラに入れる掴みとかが作れたら別かもしれないんですけど。

タフガイ:そうなんです。日常会話が壊滅的に気持ち悪すぎるので……(笑)

内藤:フリの段階のしゃべりが変すぎて笑いが起きるんですけど、それにツッコまないといけないから、本題に入りづらくなっちゃうんですよね。

タフガイ:そこで挫折してたんですけど、今回の『ダブルインパクト』を間近で見たこともあるし、前に二回『M-1』に出たときはどっちも1回戦落ちではあったんですけど、僕はまたやってみたいと思ってます。

ZAIKO:TCクラクションさんやレインマンズさんも、ネタに対する悩みはありますか?

坂本:同じ悩みがありますね。

曇天:え、あるの?

坂本:ありますよ!コントの時は頭にお芝居が30秒くらいあるんで……。

曇天:いやいや、コントはずっとお芝居だよ(笑)

全員:確かに(笑)

曇天:まだ笑いが起こってない、フリの部分ってことね。

坂本:そうそう。そこの部分がとにかく緊張しちゃって、下手かもしれないです。

曇天:まあね。俺もそれは分かるから、できるだけ減らそうと思ってネタ作ってるけど。どうしても必要な時はやってください(笑)

ZAIKO:レインマンズのお二人は、学生の頃は漫才をメインにされていて、コントはプロになってから始められたと思いますが……

赤瀬:コントやってみたら、向いているというか、「(漫才より)恥ずかしくない」って感じましたね(笑)

堀越:恥ずかしいって何!?(笑)

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ツンツクツン万博:タフガイ・内藤孔佑、TCクラクション:坂本NO.1・古家曇天

ZAIKO:ほかのお二組とは逆のパターンですね(笑)

堀越:僕たちの場合、漫才とコントでボケとツッコミが入れ替わることが多いので、それで気持ちの切り替えができてるのかもしれないですね。
でも、恥ずかしいと思ったことはないかなぁ。赤瀬は恥ずかしかったのか……(笑)

タフガイ:レインマンズはどっちも上手い印象ありますね。

内藤:漫才からコントの流れの方が簡単な気もするけど、どう?

レインマンズ:確かに、派生がしやすいかも。

曇天:そんなことない。コントから漫才の方が簡単だよ(笑)

内藤:絶対にそんなわけないですよ!(笑)

坂本:漫才からコントも難しいって、ほんとに(笑)

ZAIKO:ツンツクツン万博さんの漫才を見るのが楽しみになってきました!

内藤:今って若手の賞レースが多くて、『ダブルインパクト』も出たらぐちゃぐちゃになっちゃうので、少し様子を見ようかなと思ってます。あと、この調子でいくと周りのネタが枯渇していくんで、そのタイミングで出て優勝してやろうと考えてます!

堀越:すごい!!!(笑)

曇天:とんでもねぇ戦略だな……!最弱のチャンピオンじゃねぇか!(笑)

内藤:勝つためなら、みんなが弱った時でも、何でもやりますよ!(笑)


後編では、事務所ライブに懸ける想いや劇場の魅力、そして地上波生放送を控えた『ツギクルGP』決勝への意気込みに迫ります!


『6/22(日)グレープカンパニー事務所ライブ』の会場チケットはこちら👇

『6/22(日)グレープカンパニー事務所ライブ』  会場チケット
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TCクラクションについて

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TCクラクション
2019年結成。
古家曇天(写真左)、坂本NO.1(写真右)からなるコンビ。
漫才、コントどちらでも好成績を残しており、坂本NO.1による大声のツッコミが特徴。
ダブルインパクト準決勝進出、キングオブコント準決勝進出(2020年から5年連続)、ツギクル芸人グランプリ決勝進出(2022.2023)

 

ツンツクツン万博について

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ツンツクツン万博
2021年4月デビュー。
内藤孔佑(写真左)、タフガイ(写真右)からなるコンビ。
主にコントを演じ、「ピッツァマン」など音響を使った耳に残るリズムネタが特徴。
ツギクル芸人グランプリ決勝進出(2023年から3年連続)UNDER5 AWARD 2024 第3位

 

レインマンズについて

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レインマンズ
2021年4月デビュー。
赤瀬(写真左)、堀越(写真右)からなるコンビ。
法政大学のお笑いサークルHOS出身で、大学卒業後1年間フリーで活動し、グレープカンパニーに所属。
ツギクル芸人グランプリ2025決勝進出、ABCお笑いグランプリ準決勝進出(2022.2024)

 

ZAIKOについて

「ZAIKO」は電子チケットを通じてアーティストとファンが直接繋がることができるプラットフォームをコンセプトにアーティスト・イベント主催者ファーストのサービスを展開して参りました。2020年3月よりライブ配信付き電子チケットサービスをどこよりも早く導入し、会場イベントも含めると、これまで4万件を超えるイベントの開催に貢献した実績があります。

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