
開催が目前に迫る「カレーBIG」。ツーマンライブに至るまでの経緯や、お互いを迎え撃つ覚悟、そしてファンへの愛に溢れたメッセージと、今回も内容盛りだくさん!トッピングマシマシのこってり対談、最後までぜひお楽しみください!
初回はこちら!
第1回-元カノ、シェアハウス、うどん……初対談で明かされる2組の過去や繋がりとは?
第2回はこちら!
第2回-2組の"東京の母”、K-PRO代表・児島氏からのサプライズメッセージ!暖かい言葉と鋭い質問に、対談もヒートアップ!
ZAIKO: 今回の「カレーBIG」が決まった経緯を教えてください。
カミムラ(青色1号): 僕らは毎月、新ネタツーマンライブをやってたんですよ。それで、6月くらいから賞レースが始まっちゃうんで、じゃあ5月に締めというか、「やろう」と。今まで新ネタは3本ずつだったんですけど、より新しいネタができればいいなと思って、今回は5本ずつ。
あと、ちょっと大きいところでやろうってなって。相手は誰でもいいと思ってたんですけど、サルベースも今年まだ勝負ネタができてなさそうだったんで、「一緒にここで作った2本で決勝行こうよ!」ということで、サルベースを誘いました!
折田(サルベース): 結構ずっと、何回も言ってますけど、僕は師弟関係みたいなカミムラさん—青色1号さんとはツーマンずっとやりたいと思ってて。だけど、青色1号さんはそんな積極的にライブを主催するとか、動くタイプじゃなくて、単独もまだ1回ぐらいしかやったことないし……そういう(ライブを主催する)タイプじゃないのもあって、「自分から誘うにはまだ実力が足りない」とかも思ってた。
それが今年に入って、『ハマノとヘンミ』という、僕らより後輩のコント師とツーマンライブをやってて……
カミムラ:脅威に感じてます。
折田:全然だよ、まだまだだよ!で、その次の月に、またさらに後輩の『群青団地』とツーマンライブとかやってて、「いつ来んのかな?」と思ってずっと待ってた、僕らは。ともやっぷも、それに関してはすごい不満というか……
ともやっぷ(サルベース):「いつ来んのかな?」というか、一回飲み会でも言ったことあるんですけど、僕らこんだけ……11年目と10年目ですけど、もうなんかこう、一緒についてきたの絶対わかってるはずで。僕ら「青色1号さ〜ん!」って一緒に頑張ってきたわけじゃないですか。で、蓋開けたら、「ツーマンやります!」ってなって、『ハマノとヘンミ』ですよ!?どっからきたかもわかんないあの……
榎本(青色1号):いや、わかるわかる(笑)。太田(プロ)の養成所!外からじゃない!
ともやっぷ:カタカナで、なんすか『ハマノとヘンミ』って……あいつら面白いし、わかりますよ、需要とかあんのも。で、次またツーマンライブやりますってなって「よっしゃ!」と思ったら『群青団地』!!お金欲しすぎだろ!!!
全員:(笑)
ともやっぷ: カミムラさんに言ったんすよ、飲み会で。「僕らは興行的に失敗するかもしれないけど、気持ちで一緒にやりましょう!僕たちじゃないんすか一番は!」とかって言ったら、カミムラさんが笑いながら……「いや〜いやいやいや〜」とか言いながら、僕がこんだけワーワー言っても「まあまあ」みたいな。
「いやいやお前言い過ぎだよ(笑)」って言われて、足蹴にされたと思って拗ねてたら……5/17にこのツーマンが入ってたんですよ!!!!この色男が!!!!!!!
全員:(笑)

ともやっぷ:一回、このヤキモチを妬かせるだけ妬かせて、もう焦げる寸前ですよ僕!プスプスしてたら、バーンッて一番デカいキャパで、ネタ数も5本!「今までやったK-PROさんの力を借りて、鬼タッグ組んで、デカいとこでやるための布石だから、頼むよサルベース!」って言ってもらった気がして、もう絆されてます。
折田:なんでカミムラさんがともやっぷにモテたいんだよ!
ともやっぷ:俺、駆け引きされて……
カミムラ:モテテクですね。
ともやっぷ:これ、えぐいっすね。カミムラさんのモテテク、ヤバいっす。2発かまされてからの僕らバーン。
折田: そうっすね。3月に『ゼスト』さんとやった時はもう終わったと思った。太田プロですらない!
ともやっぷ: そう!他事務所の!漫才の!!先輩!!!もう"無い”じゃん俺ら!
カミムラ: アマチュアの方でしたっけ?
折田:いや、バリプロだろ!!バリプロ大先輩。
ともやっぷ:いや〜、だから嬉しかったっす!ここまでの僕らをこう、バンッ!と見せたいですし、これからも期待してもらえるような1日にしたいです!
折田:まとめた?
ともやっぷ:はい、結局は。経緯だもんね!サルベースからのラブコールとかではないです。誰が言い出したの?
カミムラ:(仮屋に)聞いてよ、ちょっと。
仮屋(青色1号):経緯は、知らないっす。僕は。
全員:(笑)
折田:キッカケはカミムラさん!
ともやっぷ:でも「やるぞ」ってなってから、折田はもう(LINEグループに)入ってた?
折田:俺も言われただけ!みんなと一緒!別に内々で話したとかではないんで。(LINE)グループが勝手に作られて。
ともやっぷ:あっ!あの時のタイミング一緒だったの?
折田:そうそう!みんな一緒!で、NG日みたいな、「この日はダメだ、って日だけ3月くらいの時点で出してね」ってなって、何個かパパッと出てきて。仮屋さんが「友達の結婚式で福岡に帰る」っていうNG日があって、全然避けられたんですけど、仮屋さんが唯一出してたNG日に、このツーマンが決まりました。
全員:(笑)
ともやっぷ:結構、候補日あったんすよ!なんなら結婚式じゃない日に決まりかけてもいたんですけど、「やっぱこの日ナシで」「じゃあAの日ダメでBの日」「Bの日ダメでCの日」ってなって。で、Cの日が仮屋さんの(友達の)結婚式!NG出してたのに!
折田:そんで仮屋さんも「その日俺、友達の結婚式やけど、まあええよ」って(笑)。"青色1号”を見ましたね!
ともやっぷ:で、そのあと「結婚式の日に決まりましたけど、大丈夫っすか?」ってきいたら、「まあまあまあまあ、行ってもアレやしな。まあまあまあ……良かった良かった」とか言い聞かせてんの。
仮屋:でも今、めっちゃ行きたくなってる。
全員:(笑)

ともやっぷ:なーんで断らなかったの!言えば良かったじゃん!
仮屋:断る理由を探してた、結婚式を。仕事決まったから「まあ、しゃあないか」ってなってるけど、ちょっとこないだ同級生と話したらみんな「行く」って言うから、めっちゃ行きたくなってる。
折田:その時は結婚式行きたくなかったんだ(笑)。
仮屋:行きたいけど、「お金ないしな〜」とかいろいろあって。これが決まったならこっちを言い訳に、というか。
折田:かっこいい理由っすよね。
仮屋:まあ、なんとかなったかなと思ってたけど、今本当はちょっと行きたい。コーダイ(友達)、ごめんね。
全員:(笑)
ZAIKO: 今回のライブはZAIKOで配信も予定されていますが、ご自身のステージが配信されることについてはどう感じていますか?
折田: 僕らは3人とも鹿児島の出身なので、友達とか家族に(ライブを)見てもらう手段がないんですよ。来てもらうとかができないので。「配信で見たよ」みたいな連絡をもらうことがあって、そういう時に配信ってありがたいなと思います。
ともやっぷ: 物理的な距離を縮めてくれてるのがすごくいいですし、いろいろ言ってますけど、コイツ(折田)は彼女が鹿児島にいるんで、面白ネタを彼女に見てもらうには配信の力を借りるしかないんですよね。
折田: そう!配信は1週間見られるとかがあるじゃないですか。だから、自分らがライブ終わって「ウケた」とか、「1位だった」っていう、そのあとから彼女に「この配信買った方がいいよ」って言えるんで、なんというか、後出しジャンケンができる(笑)。ウケたものだけを見せられる、そういう強みがあります。
ともやっぷ: だから、ZAIKOさんのおかげで2人の寂しさが埋まって、関係を良好にしてもらってる。頭上がんないなぁ。
カミムラ:確かにそうだな。
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ZAIKO: 最後に、今回のライブに向けた意気込みや、ファンへのメッセージをお願いします。
折田: この2組でツーマンをやるってなった時に、割合でいくと7:3くらいで青色1号さんのファンだとは思うんですよ、ライブに来るお客さんて。7……?いや8:2?もしかしたら……ま、そんくらい。
だけど、その"8”も、なんとなくはサルベースのことを好きでいてくれるはずなんですよ!こんだけ一緒にやってる2組なんで!太田プロの推しの方とか。なんか普段のライブで、集客って僕らでもわかるんですけど、もうちょっとだけ、僕たちのことも好きになってほしいです!青色1号のファンに!
青色1号のファンに、もうちょっとだけ僕たちのことを好きになってほしい!!!
ともやっぷ: 先輩のパイを奪おうとしてる?
折田:いっぱいいるんですもん、青色1号さんのファンて!ちょっとだけ、ほんのちょっと青色1号さんが好きなら僕たちのコントも面白いと思えるはずなんで!一緒なんです、僕らのコント!
カミムラ:真逆ではある(笑)。
ともやっぷ:これまで応援してくれた人たちは、もっとサルベースのことも好きになってほしいし、新しく僕らを知ってくれた人も改めて、「あ!いいじゃん!」と思ってもらえるような出来にしたいです、みたいなことを言ってます、彼(折田)は。先輩のファンを奪おうだなんて……
折田:奪った方がいいよ、だって!
ともやっぷ:……なんかそろそろ飽きてる人もいるか、青色1号。
カミムラ:ちゃう。根強いのよ、俺らのファンて。多くないけど、根強い!
折田:確かに根強い……
カミムラ:しぶといっす!!
ともやっぷ:売れかけるごとにファンがガッとついて、離れて、ついて、離れて……ですけど、それで訓練されて、屈強なファンが毎回"ズンッ”て。
榎本:ありがたいよ。
カミムラ:少ないけどそうなんですよね。
ともやっぷ:愛が溢れてますよね。
カミムラ:この新ネタライブももちろん来ていただいて、そのライブでできたネタで『キングオブコント』上がってく様を見てほしいっすね。「あのネタがこんな強くなったんだ」「あのネタってもうテレビでも通用するようになってんだ」とかって。"伝説の目撃者になれ!”っていう。
折田:これ、さ〜……やっぱカミムラさんがちょっと群を抜いてうまいっすねコメントが。これにファンがつくというか!俺も言いたい!

カミムラ:仮屋仮屋!
仮屋:本当にもう……僕らのことを好いてくれてるなんて、考えられないんすけど、僕は。僕がお笑いファンなら、青色1号のファンにはなってないと思うんですけど、それでも僕たちのことを好いてくれてて、本当に感謝してます。たくさん来てください……
全員:(笑)
折田:長くて芯を食ってない、キレがないんですよね!
ともやっぷ:絶対一言で落とすべきだったし、こういうの!松山!!
松山:……?
折田・ともやっぷ:ファンの皆様に。
松山:ファンの皆様に?
折田:なんで今知ったんだよ!
全員:(笑)
松山: 僕もお笑いファンの1人として「マジでこの2組を今追いかけた方がいい」というか。お笑いやってて、周りに面白い人もたくさんいて、売れてった人もたくさん見てきて、どういう人たちが売れてくかとか、売れて残ってくかとか……感じることあるじゃないですか、自分たちでも。
その中で、あんま言いたくないけど、青色1号とサルベースってそういう(残っていく)人たちだと思うんですよ。
折田:だから?今こそ??
松山:だから、このツーマンの価値とか、思ってるより大きくて~……
全員:(笑)
折田:なんでお前がダルがってんだよ!!
松山:(お客さんに)価値を見出してほしいというか!
ともやっぷ:僕らも少ないですけど、ファンの方に恩返しを……
折田:そうですね、マジでしたいっすね。とても面白いライブをして、恩返しというか。
ともやっぷ:この日だけじゃなくて、ここからまた。この日を機に、もっと。
榎本:この5/17のツーマンから、K-PROのスペシャルウィークってのが始まる。僕らからスタートらしくて。これをきっかけに、その後のK-PROのライブも盛り上げられるように頑張りたいですし、少しでも僕らのこと、名前知ってる人も見にきてほしいですね。盛り上げるんで。
カミムラ:サルベースのせいで、センスないと思われちゃうんすよ。このツーマンで。
折田:思われないっすから!
カミムラ:これ僕らと、例えばですけど……『ガクヅケ』とかだったら、お笑いを"斜め”から見たファンも来てくれる。
ともやっぷ:マジ見に行きたいっすそれ!
カミムラ:意外とあんのよ。ギリ俺らは平気なのよ。ギリね!
折田:ま、どっちもいけるというか。
カミムラ:もう、「スポコン漫画もういいわ」みたいに思われちゃうのがサルベース。「『SLAM DUNK』の二番煎じみたいな漫画、もういいです」みたいなド真ん中。ただ、ド真ん中ってやっぱ面白いんだ、って思わせてくれると思うんですよ。サルベースは。
ともやっぷ:「センス0、おもろさ100、トッピングトッピング、へいお待ち!カレーBIG!」
全員:(笑)

ともやっぷ:まさにこれです!
カミムラ:でも、結構サルベースって、本当にライブシーンでセンス光っちゃうんすよ。お笑いファンってニッチなボケとか好きだし。テレビ出ると結局、サルベースみたいなド真ん中の大きい声出してるやつが通用するんすよ。僕らがこことやるのは、そこの勉強にもなるというか。
結局はバカバカしいボケとか、大きな声のツッコミとかがウケるんで……そういう思いもあるんで、サルベースとやるのは。だからそういうのを見にきてほしい、平場とか。
折田:なんか普通に、嬉しすぎますね……こんな言ってもらえることないんで、普段。いっつも怒られるんで……
全員:(笑)
全3回にわたってお届けした青色1号×サルベースのスペシャル対談インタビュー、いかがでしたか?
両者自慢の新ネタがぶつかり合う『カレーBIG』は5/17に開催!チケット詳細は以下のリンクからご覧ください。
会場で、配信で、熱いツーマンライブを見届けましょう!
『青色1号×サルベース 新ネタツーマンライブ「カレーBIG」』の配信チケットはこちら👇



青色1号について
青色1号
太田プロエンタテイメント学院7期出身
2017年5月に仮屋が加わりトリオとして活動を開始。
太田プロライブ『月笑』2024年クライマックスシリーズ優勝。第45回ABCお笑いグランプリ2024準優勝。キングオブコント2022準決勝進出。日常で起きた出来事を切り取ったコントが人気のトリオ。写真左から、カミムラ(ボケ・ネタ作り担当)、榎本淳(ツッコミ担当)、仮屋そうめん(ボケ担当)。
サルベースについて

サルベース
太田プロエンタテイメント学院7期出身。
松山と折田は鹿児島県立加世田高等学校出身で、高校時代から学園祭で漫才を披露していた。大学卒業後に上京し、コンビ「ポテンヒット」として活動。ともやっぷは高校時代にハイスクールマンザイの鹿児島県予選で優勝し、東京外国語大学進学後は国際基督教大学お笑いサークルのメンバーと「メタンハイドレード」を結成。2020年にともやっぷが「ポテンヒット」へ加入する形で現在のトリオとなる。
ZAIKOについて
「ZAIKO」は電子チケットを通じてアーティストとファンが直接繋がることができるプラットフォームをコンセプトにアーティスト・イベント主催者ファーストのサービスを展開して参りました。2020年3月よりライブ配信付き電子チケットサービスをどこよりも早く導入し、会場イベントも含めると、これまで4万件を超えるイベントの開催に貢献した実績があります。