
共に養成所から太田プロ所属、コンビからのトリオ結成と共通点も多い2組。第1回では、トリオとしての原点と、先輩・後輩という関係性に根差した思いを深掘り!
「元カノの穴を埋めるために結成!?」そんな衝撃的なエピソードも飛び出しつつ、対談は序盤から大盛り上がり!
5/13(木)公開!
第2回-2組の"東京の母”、K-PRO代表・児島氏からのサプライズメッセージ!暖かい言葉と鋭い質問に、対談もヒートアップ!
5/15(木)公開!
第3回-嫉妬あり、モテテクあり……そしてもちろん情熱あり!初対談企画もいよいよ最終回!
ZAIKO:まずはそれぞれの自己紹介と、トリオ結成の経緯から聞かせてください。まずは青色1号さんからお願いします!
カミムラ(青色1号): 全員、最初は別の人とコンビを組んでいたんですけど、全部解散しちゃって。その後にまず僕と榎本でコンビを組んで、『青色1号』になったんです。
2年後くらいに仮屋のコンビが解散したんですけど、僕が書くネタは3人必要なことが多くて。そのタイミングに仮屋が解散したのもあって、トリオになったって感じですね。
4/14 太田プロライブ「月笑」 青色1号:仮屋・カミムラ・榎本
ZAIKO:サルベースさんはいかがでしょう?
折田(サルベース): 鹿児島県出身のトリオ、今日も笑いの火山灰がサラサラサ〜!サルベースです!よろしくお願いします!
ZAIKO:(拍手)
折田: 僕と松山は高校の同級生で、『ポテンヒット』というコンビで太田プロの養成所に入ったんですが、ともやっぷは当時別のコンビを組んでて。ポテンヒットは5年くらい活動してたんですけど、ちょっと調子悪い時期があって。そのタイミングで、ともやっぷもコンビ解散することになったんです。
で、松山がちょっと飄々としているタイプなので、パワーのあるボケがほしくて。それで、ともやっぷを入れて、サルベースになりました。
松山(サルベース): ちょっと訂正すると、2020年の元旦に、それまで付き合ってた彼女に折田がフラれちゃって……
折田:ありましたね〜……
松山:すごい、泣いて泣いて。で、その日にともやっぷに電話して「入ってくれない?」って誘ってるんですよ。心の穴を埋めるために……
折田:彼女の穴を埋めるためにともやっぷ入れてねえよ!
ともやっぷ(サルベース):基本、女装多めです。お母さん、女子高生、OL……
折田: 穴埋めしてねえよ!!
仮屋(青色1号): でも、元カノにそっくりだもんね。
折田: 似てないよ!全然似てないよ!!なんでそんな人好きだったんだよ俺!!
カミムラ: 元カノの口癖、何だったの?
ともやっぷ: 「ラー油入れちゃう?」
全員: (笑)
折田: 違うよ違うよ!!てか何なんだよ、このくだり!!
ともやっぷ: ビックリした。俺もラー油入れちゃったけどさ!
折田: ……はい、そういう感じです。
4/14 太田プロライブ「月笑」 サルベース:折田・松山・ともやっぷ
ZAIKO: お互いについてはどう思っていますか?
折田: はい、じゃあ後輩側から!青色1号さんが1年先輩なんですけど、僕は特に1年目の頃からカミムラさんにずっと可愛がっていただいていて、僕の中では一番身近な師匠みたいな人なんです。
結局いろんなことがあって、2組ともトリオになって、背中を追いかけられるというか。……あんま言わない方が良いんですけど、結構、その……先輩たち全員尊敬してるんですけど、一個上の先輩たち、なんか……結構ダメな人も多くて。
全員: (笑)
折田: その中で、カミムラさんはずっと腐らずに続けて、結果も出してて。そういう姿に憧れて、ずっと青色1号に追いつけ追い越せでやってきて、今もまだ追いつけない状況、って感じですかね。かっこいい先輩です!大好きです、カミムラさんのことが。
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ともやっぷ: 仮屋さんとは5~6年ぐらいシェアハウスで一緒に住んでいたんですけど……マジで活躍と生活の環境が比例してなくて。僕からしたら、そんなスターな感じはないんです。
全員: (笑)
ともやっぷ:運のいいヤツというか!相方に恵まれた、たまたま運でお笑いやってる、ラッキーを吸い続けてる男。
仮屋: ギャンブルの運を全部使って……
全員: (笑)
ともやっぷ: ギャンブルはてんでダメで、『ABCお笑いグランプリ』の決勝に行っても、一言もボケずに帰ってきて(笑)。そういう情けない姿もたくさん見てるんですけど、それでも芸人らしいなというか……尊敬できる先輩というか(小声)。
……で、こうなると、松山と榎本さんにエピソードがあるとすごく、関係性としては超良いんですけど、マジでこの2人は……誰とも仲良くない……
全員: (笑)
折田:いや、いけるよ!
ともやっぷ: だってエピソードある?
松山: 養成所の時に、再現VTRをとるエキストラみたいなのに行かせてもらって、その時に榎本さんもいて。で、仕事終わりに、うどん屋に連れてってくれて……初めてご飯を奢ってくれた先輩が、榎本さん。
ともやっぷ: あったあった!『CoCo壱』じゃなかった!?
折田:いいよ、どこでも!!
榎本(青色1号):え〜……『かつや』!!!
松山・ともやっぷ:あー!『かつや』!!
ともやっぷ:あれ俺らもいたんですよ!(榎本の)初奢り、俺らなんですよ、実は!
榎本: そうだね、一番最初に奢ったのは。松山とともやっぷ。
ともやっぷ:なんかあの時、エキストラでしたけど、「ずっとこういう仕事したいです」って話しましたよね?「バイトとかじゃなくて、こんなんでいいから、ずっとこういう仕事したいです」って(笑)。
榎本:そうそう(笑)。ずっと仲良いもんね、そっからずっと一緒で。
ともやっぷ:そうですね、ぐらいっす!
折田:まあ、ふわっと榎本さんのことも全員好き。僕らサルベースは。ふわっと!
ともやっぷ:珍しいんです!(笑)

ZAIKO: 青色1号さんから見たサルベースはいかがですか?
カミムラ: そうっすねぇ……。ま、1個下で……脅威ではないですね(笑)。
折田: まだ!まだね!
カミムラ: 脅威だと思う後輩もいっぱいいるんですけど、サルベースは大丈夫っす!
全員: (笑)
ともやっぷ:大丈夫ってなんすか!
カミムラ:いや、ヘタクソなんで、いろいろと。僕らと似てて、一発目は毎回失敗するんで。でも、この2組で売れたら面白いなって。僕らは僕らで、売れ切らないというか、ちょうど追いかけやすい存在ではあると思うんで、サルベースが馬だとしたら、僕らはずっと人参でいたいですね。
折田: ギリかっこよくない!
カミムラ: サルベースが馬で、僕らはその先にぶら下がってる人参。一生追いつけない、でも追いつけるかもって思わせたい存在。
折田:何言ってんだよ。いいのかよ、人参で。
仮屋:……芸能界をダートだと思ってるから、土だと思ってる。
全員: (沈黙&苦笑)
ともやっぷ:すみません、2分前に来たばっかなんで!(注:インタビュー当日、仮屋は5人に遅れて現場入り)

折田:仮屋さんからはなんかないんすか?
仮屋:サルベースは……やっぱ、明るくて、楽しくて、いい奴らですね。みんなの人気者。楽しいです、一緒にいて。非常に楽しいし、みんなも大好きだと思います。みんなで盛り上がってくれたら嬉しいですね、はい。
折田:もっとこれを読んだ人にエモいと思われたいじゃないですか!「この2組、エモっ!」って!!
仮屋:でも折田は……尊敬しないとか言ってましたけど、僕が芸人になる前っていうか、養成所入る前から僕の存在を知ってて。高校生のお笑い甲子園みたいな『ハイスクール漫才』っていうのがあるんですけど、それに僕が出た時に、折田も出てた?
折田:はい。僕たちはここで、『ポテンヒット』というコンビで、僕と松山で出てて。仮屋さんは『フィルダーズチョイス』っていう名前で出てて。
「野球の名前もう1組いるやん!どんなもんかな〜」と思って見てたら、ちゃんとしてて。なんか、「こいつライバルだ!」って認定して、そこから大学時代もずっと福岡でやり続けてて、ずっと知ってました。
仮屋: ずっと、ライバルなんで。今もライバルです。うん。
折田:ライバルだから勝ちてぇな……!
ZAIKO: 榎本さんはどうですか?
榎本:ずっと、今みんなで深夜稽古みたいなのしてて。サルベースとはずっと一緒にいるんで切磋琢磨してるんですけど、みんなで売れたらいいなと思いますし……ともやっぷは学生芸人やってた時から見てて、一方的ですけど、まあ会ってるというか。またこういう感じで一緒になれたのは嬉しいな、というような……
ともやっぷ:僕からしたら嬉しくはないです。
折田:もっといい関係の学生芸人、いっぱいいるんで……
仮屋:榎本が学生芸人として雑魚すぎたんで、対等ではなさすぎる。
ともやっぷ:僕も学生芸人の中では雑魚だったんで、雑魚と雑魚が……上のキラキラしたところからだいぶ下の方で、「あれ、やってたんだ〜!」みたいな。
榎本:でも、ここでまた会えたのは嬉しいです。
ともやっぷ:同い年なんですよ、榎本さんと僕は。で、結構感覚的にはちょっと上な感じがするんですよ、この4人(カミムラ・仮屋・松山・折田)が。でも、ここ(榎本・ともやっぷ)は同い年なのもあって、先輩なんすけど……
カミムラ:いやいや、そんな2人が繋がってるみたいなの見たことないぞ!
ともやっぷ:いやいや!結構話しますよね、しょうもない話!榎本さんだけ本当の笑顔を俺に見せてくれるんですよ!
全員:(笑)
ともやっぷ:4人は見たことないと思うけど!榎本さん家も行ったことないじゃないですか、みんな!俺、何回もありますよ!
仮屋:榎本だけに会いに行ってんじゃないでしょ(笑)。
ともやっぷ:はい。大誠(『センチネル』)とかいるので楽しいんです。まあまあまあ……あと、榎本さんは稀代の嘘つきなんで。学生お笑いやってたかも怪しいっす。見た事ない!
カミムラ:そうだよね、確かに。
ともやっぷ:はい、本当に怪しい人間です。
榎本:そんな終わり方すんなよ!
次回は、K-PRO代表・児島氏からのサプライズメッセージが到着!2組を現場で見守る"東京の母"のコメントから、お笑いへの熱い想いを紐解きます。お楽しみに!
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青色1号について
青色1号
太田プロエンタテイメント学院7期出身
2017年5月に仮屋が加わりトリオとして活動を開始。
太田プロライブ『月笑』2024年クライマックスシリーズ優勝。第45回ABCお笑いグランプリ2024準優勝。キングオブコント2022準決勝進出。日常で起きた出来事を切り取ったコントが人気のトリオ。写真左から、カミムラ(ボケ・ネタ作り担当)、榎本淳(ツッコミ担当)、仮屋そうめん(ボケ担当)。
サルベースについて

サルベース
太田プロエンタテイメント学院7期出身。
松山と折田は鹿児島県立加世田高等学校出身で、高校時代から学園祭で漫才を披露していた。大学卒業後に上京し、コンビ「ポテンヒット」として活動。ともやっぷは高校時代にハイスクールマンザイの鹿児島県予選で優勝し、東京外国語大学進学後は国際基督教大学お笑いサークルのメンバーと「メタンハイドレード」を結成。2020年にともやっぷが「ポテンヒット」へ加入する形で現在のトリオとなる。
ZAIKOについて
「ZAIKO」は電子チケットを通じてアーティストとファンが直接繋がることができるプラットフォームをコンセプトにアーティスト・イベント主催者ファーストのサービスを展開して参りました。2020年3月よりライブ配信付き電子チケットサービスをどこよりも早く導入し、会場イベントも含めると、これまで4万件を超えるイベントの開催に貢献した実績があります。