新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くのエンターテインメント事業者がイベント開催の中止や延期を余儀なくされ、2020年2月頃から現在に至るまで、従来のようなオフラインイベントの実施が困難な状況が続いています。
コロナ禍で各事業者が様々な試みを行う中、ZAIKOは有料ライブ配信のパイオニアとして2020年3月よりサービスの提供を開始し、開催イベント本数はサービス開始からわずか4ヶ月で1,500本を突破しました。その結果、配信チケットの販売枚数は500,000枚を超え、配信チケットの売上のみで約12億円以上をアーティストやイベント事業者、会場、技術スタッフを含むエンターテインメント業界に還元しています。新宿ロフトを中心にライブハウスを運営する株式会社ロフトプロジェクトは、3月以降約250本の配信イベントをZAIKOで行っており、「ZAIKOの機能性やチケット発行における自由度の高さはもちろん、高画質、高音質での配信が可能なオリジナルプラットフォームも評価している。」とコメントしています。
ZAIKOが業界に先駆けて開始した有料ライブ配信事業は、コロナ禍で交流の場を失ったファンとアーティストを繋ぐ役割を果たしているだけではなく、ライブ配信中のSTICKITS(投げ銭)機能やTwitterと連動したコメント機能、中国最大の音楽ストリーミングプラットフォーム QQ音楽との業務提携やサブスクリプション機能など斬新なアーティスト支援の形を次々と生み出し、ライブ・エンターテイメント業界に新たな可能性と収益モデルを創出しています。
清春をはじめとしたアーティストやミュージシャンとの関わりが深く、ZAIKOで過去に8回の有料ライブ配信を開催している株式会社フェイクスターは、ZAIKOのサービスに対して「サポート体制がしっかりしており、融通が利く。今後もZAIKOを通じてアーティストや企業など有料配信で収益があがる仕組みを構築していきたい。」とコメントしています。
また、ZAIKO初の有料ライブ配信となった、バンド ceroによる「Contemporary http Cruise」の主催者であるインディーズレーベル/マネジメント会社のカクバリズムは「もともとはライブ配信機能の開始以前に海外向けにZAIKOを導入したのがきっかけだが、システムのわかりやすさと、柔軟さ、そして優秀な社内エンジニアによる素早い対応がZAIKOの魅力。今後も既存の枠組みにとらわれない新しい音楽体験を提供できないか考えていきたい。」と語っています。
■ZAIKO株式会社とサービス(自社開発eチケット販売プラットフォーム)概要
ZAIKO株式会社はイベント主催者及びデジタルメディア企業向けのホワイトレーベル電子チケット販売プラットフォーム「ZAIKO」を運営する開発能力の高いITベンチャー企業です。
リアルイベントのチケット販売における初期費用やランニングコストは不要。ブラウザベースでリアルタイムでの発券・管理はもちろん、ライブ配信中のオーディエンスのSTICKITS(投げ銭)やコメント機能などチケット購入者とのコミュニケーションツールも。日・英・中・韓の多言語対応で多数の提携メディアやオウンドメディアを通して世界中の人々へのチケット販売を可能にします。
2020年3月以降は、新型コロナウイルスにより多くのイベントの中止や延期が起こる中、アーティストなどのイベント事業者の支援を目的とした有料ライブ配信サービスや新機能の提供をいち早く開始し、エンターテインメント業界のニューノーマルを牽引しています。
https://zaiko.io/livestreaming
・主催者の負担ゼロでチケット販売から配信までを全て一元化『ZAIKO LIVE』
電子チケットの在庫一元管理、リアルタイムでの販売追跡に加え、大手プレイガイドに匹敵する券売設定をワンストップで行うことができるZAIKOは、昨今の動画配信への急激な需要増加を受け、完全自社開発のオリジナル動画配信サービス『ZAIKO LIVE』の提供を2020年6月より開始しています。
これにより、イベント主催者は外部動画サービスに対しての費用を払うことなく、『ZAIKO LIVE』を通じて完全無料で世界中のオーディエンスに対してコンテンツの販売、配信を行うことができます。音質や映像のクオリティもこれまでと同様に最高レベルの水準をキープしたまま、ライブ配信だけでなく、ビデオオンデマンドのサービスとしてもご活用いただけます。
・チケット販売手数料を0%に設定できる新機能や、サブスクリプションサービスによるアップセル機能も
従来の機能では、チケット販売に関わる決済、販売システムや運用にかかるチケット販売手数料が均一に設定されていたところ、2020年5月にZAIKOが導入した新機能により、イベント主催者にかかるチケット販売手数料を0%に設定することが可能となりました。
これにより、従来ではチケット料金に含まれていた販売手数料を購入者への負担とするかの選択が行えるようになり、イベント主催者は売上金額の分配方法のコントロールが可能となったほか、オーディエンスに対してはアーティストなどのイベント事業者への新たな支援方法を提供しています。
ZAIKOのサブスクリプションサービスでは、レーベルやファンクラブなどを運営するクライアントが、自分たちの望み通りのサブスクリプションサービスを作ることが可能です。ライブ配信などの映像コンテンツの見放題、会員限定チケットの販売、webメディアの購読など、チケットとサービスを組み合わせることで、多彩なサブスクリプションサービスの創出をお手伝いします。
また、ZAIKOが提供するユーザーデータを活用し、イベント主催者はオーディエンス分析や独自のファンコミュニケーションを実施できるほか、チケットの譲渡や指名変更、座席や整理番号の自動振り分けなどもコントロール可能となっており、非常に自由度の高いチケッティング設定機能を提供しています。